高周波焼入
- <高周波誘導加熱>
- 高周波電流による電磁誘導現象を利用した高周波加熱技術は、鉄鋼材料の焼入焼戻し・焼なまし等の熱処理をはじめ、各種金属材料の鍛造・溶解・ろう付け等の工業技術としてあらゆる産業分野に採用されています。
当社では、加工部門での長年の豊富な経験と独自のノウハウに基づき、高周波誘導加熱技術を通じて産業界の発展のために努力しています。
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<高周波焼入の原理>
下図のように、コイル中に金属製の被処理物を置き、コイルに高周波電流を流すと、被処理物表面に高周波磁束が発生し、誘導作用によりその部分が加熱されます。加熱された部分を、焼入冷却剤・焼入油等で急冷して、焼入を行います。
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<高周波焼入の特徴>
- 1.短時間で、表面焼入ができます。
2.焼入深さの調節ができます。
3.部分加熱ができます。
4.均一で、良質な焼入ができます。
5.上記の長所を利用すれば、比較的安価な炭素鋼を用いても優れた特性を発揮させることができるため、経費の節減につながります。
- <焼入硬化層>
- 写真は、高周波焼入設備にて焼入を行った製品の切断面です。
黒く見える部分が、焼入されて組織が変わった硬化層です。
※上と下の部分で硬化層が異なるのは、焼入部がスプライン加工されているため。
<焼入設備>
周波数 20KHz
出 力 200KW
冷却剤 焼入水溶液
一般熱処理
- 調 質(焼入焼戻し)・全体焼入
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- 処理可能最大直径: 600mm
- 処理可能最大長さ:1450mm
- 処理可能最大重量: 800kg(治具重量込み)
- 焼ならし
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- 処理可能最大直径: 600mm
- 処理可能最大長さ:1500mm
- 処理可能最大重量: 800kg(治具重量込み)
- 焼なまし(焼 鈍)
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- 処理可能寸法 :2000×2000×3000mm
- 処理可能最大重量:5000kg
- T5処理・T6処理<アルミニウム合金>
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- 処理可能寸法 :1200×1200×2000mm
- 処理可能最大重量:2000kg
その他
- ショットブラスト
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- 処理可能最大直径:800mm
- 処理可能最大高さ:500mm